おやさま

研究ノート:原典を読む前に

私は最近、原典を読む難しさに直面しています。さっと読み飛ばしてしまえばなんてことはないのですが、きちんと理解しようと思うとなかなか難しいのです。その原因は一体何か。 そればズバリ、原典を読むための下準備を怠っている、ということです。予備知識…

名前を呼んで

「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」 私たちは誰かに会ったとき、あいさつをします。「近頃の若者はあいさつもできない」という声を聞くこともありますが、人と人との関わりがあいさつから始まることは、あまり異論のないところだと思います。 私の周…

絶賛された卵焼き

妻から料理の手ほどきを受けている私。最近は卵焼きにはまっていて、朝食やお弁当、そして夜のおつまみにと、巻きに巻きまくっています。 ある日、おつまみに卵焼きを作って二人で食べていると、妻が口を開きました。「水加減がいい。油の量もいい。焼き加減…

研究ノート:おさしづの「場」

このブログは、日常生活の中に生きる教理についてつづるもので、皆さんの信仰生活に少しでも資するものを、という思いで書かせていただいています。ただ、しばらく続けてきて、普段考えていること思いつくままに書いてみたい、とも思うようになりました。は…

農作物と私たちの信仰

先日、親里で行われた田植えに参加しました(写真はそのときのものです)。そのもみ種は、本部で勤められた、はえでづとめで供えられたものです。かんろだいに供えられたもみ種が苗となり、田に植えられていると思うと、感慨深く感じました。毎年のことなが…

夕食当番

先日、生まれて初めて夕食を作りました。お恥ずかしいことに、これまで台所に興味がなく、一人暮らしの経験もなかった私は、ごはんを作ることと無縁の生活を送っていたのです。なぜ作ろうと思ったかというと、妻と一緒に動画配信サイト「YouTube」の料理動画…

破れたセーター

私は、10年前に買ったセーターを今も愛用しています。5年ほど前、ひじに穴が空いて、母があて布をして修繕してくれました。しかし最近になって、袖口、脇、首元、果ては背中にまで穴が空き、白のワイシャツを下に着ると、白いまだら模様ができるまでになって…

コロナ時代はご守護とともに

新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活は一変しました。振り返ってみると、日本で流行しだした頃は「このパンデミックをどう考えるか」という議論がさかんに行われていたように思います。教内においても、おふでさきやおさしづなどを参考にし…

「何でも喜ばせてもらいなさい」

天理教では、「喜ばせてもらいなさい」とよく言われます。とくに、良くないことが起こったときや、自分の意志に反する選択を迫られたときに、親など目上の方から言われることが多いようです。 では、例えば病気やケガをしたとき、「喜ばせてもらいなさい」と…